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Yuya Kumagaiのオフィシャルなブログ

生音ヒップホップバンド・HipDistrict、ポエトリー&エレキギターユニット・Anti-Trenchにてギターを弾いてる熊谷勇哉による何気無いブログ。ライヴ情報やその他活動の記録やいろいろをオフィシャルに書きます。

深夜2時、喜び

いかがお過ごしでしょうか、熊谷です。

 

最近はですね、海軍カレーというレトルトがありまして、そればかり昼に食っています。そろそろカレー屋さんにも足を運びたい、、、。

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とまあカレーが好き、の話はこの辺にして、 

 

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先日の渋谷Ruby roomで行われた深夜イベントBuiLDiNGでのセッションライヴでギターとして参加したのですが、これがまた面白くてですね。

まずメンツをご覧ください。

 

モジュール奏者

サンプラー奏者

ドラム

ギター

ウォーターフォン奏者。

 

まずこのメンツどうですか。

もうなにが起きるんだ?!っていうか何をやったの?!?!って感じですよね、僕も何が起きるか分かりませんでした。

 

 

というか、、、モジュール奏者ってなんぞやって言いますと、

説明の仕方がわからないのでシンセ作ってる友達・ulca(僕に以前ノイズ系のエフェクターを作ってくれた昔からの悪友)に尋ねてみたところ、

 

原理的には音を出す部分、音を削る部分、揺らす部分、変形させる部分などを
自由に組み合わせて音を作ることが出来て、音の波を電圧の変化として扱う(これ重要じゃ)機械(一般的には"楽器")。

まあこれは原理的な話なのでさっぱり、、、な方も多いかと思われますが、実際にそういったことを行って出されたサウンドはとても興味深い音として奏でられます。

 

これを抽象的に説明するならば、冨田勲氏の言葉を借りて、

"画家が色を混ぜて新たな色を作るように音色を作る楽器"

というこの表現がしっくりきました。(これもulcaに言われました。)

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(写真はAnti-Trenchライヴ@喫茶茶箱。下に写ってるもろもろの機械がシンセです。ちなみにこれはulcaの自作品。)

 

ちなみにウォーターフォンというのはこれ。

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めっちゃ怖い音がするのですが、一個一個が繊細で美しい響きです。写真は発明者のリチャード・ウォーターさん。

僕は結構好きです。でも一個一個めちゃくちゃ高価なので買えません、、、。

 

 

 

 そんな感じで、深夜2時過ぎにBPMだけ決めて始まったこのセッションライヴ。

始まってみるとなかなか興味深くてですね、まるで自分はギターを弾いている感覚よりも一緒に大きなモジュールをいじっては試し、その変化を楽しみつつ挑戦を仕掛け仕掛けられてという、生っぽい感じでその中にいました。

 

そもそも僕はロイヤルサウンズに入ってから外部のセッションに足を運ぶようになり、一般的なセッション会場でのセッションの成り行きを知ったのでした。

多くのセッションは、セッションをしやすくするためにある程度のルールや暗黙のなんかがあったり、定番曲という"フォーム"をベースとして行われる他、もっとアバウトにコード1発だけだったりと、セッション1つとっても本当に様々な行われ方があります。

 

セッションの面白さはその場所で集まった者たちのその時しか出来ない何かであると思うのですが、今回のセッションライヴは"フォーム"というフォームも無く、コードもない。唯一の制約は"始まりのBPM"のみという至ってシンプルというかなんでも有りというか、とても想像をさせてはくれない状況でした。

 

ただひたすらに、今目の前に現れた音の行く末だけを信じてそこに交わっていく様は、今回初めましての人だらけのとこで、音を愛しているからこそ出来たイベントなのだろうと感じています。

 

独特のメンツの1つであるモジュール奏者がいたことも要因です。モジュール、シンセは2度と同じ音が出せない可能性が高く、予測出来ることも予測不可能なことも含めて生っぽい、人間っぽい感じがとても魅力的、そんな楽器です。

 

あの夜は本当に素晴らしい音楽体験が出来たと思います。感謝。

そういった人たちの周りにはそういった人たちが集まるのだなと強く感じた日でもありました。

 

 

モジュール、シンセはなかなか単体で聴くのは、、、って人もいらっしゃるかもしれません。いかしたサウンドからありえないサウンドまで全てが詰まっているので。

 

しかし、確実に言えることは、ノイズミュージックと分類されるこの音は、全ての音楽の始まりでもあるのではないか、ということです。

そういう意味でも生の音が出る楽器であり、生きているかのようなウネリが出るこの楽器を利用した音楽というのは、ノイズミュージックの魅力でもあると思うのです。

 

 

またこういったイベントがあったら是非遊びに来てもらえたらいいなと思います。一緒にエクスペリメンタルな音楽を楽しみましょう。

 

ちなみに僕はこのSchumann PLLというノイズマシンが2年前から欲しくてたまりません。

Schumann PLL - Guitar Functionality Demo - YouTube

 

 

今回はこの辺で。では。