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Yuya Kumagaiのオフィシャルなブログ

生音ヒップホップバンド・HipDistrict、ポエトリー&エレキギターユニット・Anti-Trenchにてギターを弾いてる熊谷勇哉による何気無いブログ。ライヴ情報やその他活動の記録やいろいろをオフィシャルに書きます。

2016年の総括 -Anti-Trench編-

さて、

まず書き終えて思ったのは、僕はこの界隈を知ってもらいたいんだなーということです。

それだけ認知されていない世界だということも自分の意識にあったのだと思います。

 どうかお付き合いください。

 

 

次の記事はAnti-Trenchの2016年の総括です。

 

 

 

といっても、そもそもポエトリーの世界ってなんぞや?っていう人がほとんどだと思うんです。

 

僕は相方の向坂くじらとは違ってギターばかりなので誤解が生まれる事を避けるためにも、この世界でギターを弾くようになってから感じた印象等を総括と一緒に書いてみようかなと思います。

 

この文章を読んで少しでもポエトリーという世界、アンチトレンチという世界を身近に感じてもらえるといいなあ。(結果、総括という長さではなくなった(笑)

 

 

 

 

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ポエトリー&エレキギターユニット・Anti-Trench(アンチトレンチ)として朗読・向坂くじら(さきさかくじら)と共に活動開始したのが今年の2月。

一緒になんかやってみようよ、と声を掛けられたのが始まりでした。当時くじらが拠点を置いていた学生短歌会のイベントに僕も参加することになり、それが初めてのライヴとなりました。

 

そして小さな短歌のギャラリーでのライヴをさせて頂くなど、この時点では現在のようにライヴハウスでライヴをするなんて思ってもいませんでした。

5月2日には葛原りょうさんの代打でゲスト出演したURAOCBさんと大島健夫さん主催のSpirit@渋谷Ruby Roomで、自分たちがいる世界の一部を体感しました。

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そして5月12日。"胎動"というジャンルレスなイベントを主催していたikomaさんからお誘いを受けて出ることになった渋谷club asia、僕らは2階ラウンジでの出演でした。(1階はメインステージ、同時出演していたHipDistrictはこっちで出てました。)

この夜は新鮮な気持ちでした、というのも朗読がメインのライヴではなくヒップホップなどのアーティストが多く出るイベントだったので、普段ヒップスでそういう場所を経験していた僕にとってアンチトレンチが、もっと言えばポエトリーの世界がどうやって受け入れられ、どうやって一線を引かれるのかが未知だったのです。

 

そしてその夜、失神する人が出ました。

15分。あの15分間で何が残せたかは未だにわかっていませんが、何かが伝わっているという空気感を体験しました。その日はお客さんも初めて見るであろう僕たちのアクトに真剣に向き合っていただけたようにも感じました。

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それから様々なイベントに呼んでもらえるようになりました。

7月に入って、胎動のikomaさんに誘っていただき、2ヶ月に一回行われる胎動Poetry Lab0@西荻窪ALOHA LOCO CAFE(ごはんがめっちゃ美味しいです。)にレギュラー出演が決定し、"朗読"と"ポエトリーラップ"が共存するイベントに参加するようになりました。

 

 

"朗読" と "ポエトリーラップ"

この記事を読んでいる方はポエトリーラップというのがあるのを知っていますか。それもまさにラップの形態としてはポエトリーをしているかのようなラップなのですが(語弊が生まれたら申し訳ないです。)、これが絶妙に朗読と言われるものと線引きが難しくて、僕も正直あまり深く線引きに関して言及した事がないので分からないのですが、実際にポエトリーラップのアーティストのステージを見てみると、朗読とは異なる表現方法(勿論、バックで音源や楽器を鳴らしてる鳴らしてないに関係なく)を採っているというのをとても納得させられます。

かといってヒップホップのシーンからするとどうやら、フロウがあって韻を踏んでいてみたいなのがないように聴こえてラップとして違うとかダサいのではないか、という声も聴いた事はありますが、僕はポエトリーラップはポエトリーラップでしかなく、独自の世界があるのだと感じずにはいられないので一緒にするものでもないと考えることが主です。

 

そういったアーティストがごちゃっと集まる胎動Poetry Lab0という場所は、単なるポエトリーだけでない様々な形のポエトリーのアーティスト達が集まり、それぞれのアクトをし、お互いに己れの内なるモノのぶつけ合うという、垣根を越えたところで握手を交わせる場なのです。

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7月の後半には初めてライヴハウスに自分ら以外バンドというアウェイな状況で出演させて頂けたりと、本当に面白い体験ができました。

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写真は当日の様子なのですが、

くじらが「内緒の話をしよう」と言ってマイクを離し、生の声でひそひそと話し始め、お客さんが座りはじめたのは今でも覚えています。相方なのに僕は弾きながらびっくりしていました(笑)

 

 

ここからライヴもいくつか出演させていただきました。

中でも、まだまだ未熟だ〜と痛感させられたイベントがこちら。

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率直に言って豪華すぎるこのメンバーに僕らが参加することになり、ライヴを見る度に鳥肌が立ち、心を奪われ、衝撃を与えられました。

そして自分らの出番になった時、「今日は僕から始めさせてくれ」と、くじらに話しました。

初めて自分のイントロで始めた日でした。ありがたい意味でボコボコにされた、そんな素晴らしいイベントでした。

 

 

夏も過ぎ去ろうとしている10月1日、

Anti-Trenchにとっての一大イベントとなったイベントがありました。

 

3マンライヴ

「雨と、風と、言葉と。」

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もがくひとさんからお誘いを受け、初の1時間のライヴでした。

たくさんの方々に来て頂いたのを覚えています。このライヴをきっかけにどうやってライヴをライヴにしていくか深く考えるようになりました。60分ってやり甲斐はあるけども本当に難しかったです。

 

お客さんが書いてくれた当日のライヴについての記事がありますので是非。

http://matsuwo.hatenablog.com/entry/2016/10/02/230307

 

 

一週間後には胎動Poetry Lab0 Vol.2が行われ、後半には大宮ヒソミネという場所でライヴ、ここはライヴ会場が最高にかっこいいし、ヒソミネカレーが美味しすぎて2杯たべてしまいました(笑)

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 ヒソミネはこんな感じでめっちゃかっこいい場所でした。

 

 

 ここまで読んでくれている方はお気付きだと思いますが、ポエトリーの世界は1回1回が異常に濃厚なんです。本気で向き合えば向き合うほど、濃厚になっていく不思議な世界なんです。

 

 

ということでようやく11月(笑)

早稲田大学の作曲研究会というサークルのライヴ@茶箱 にお誘いして頂きました。なぜ大学のイベントに呼ばれたかというと、、、渋谷club asiaで失神した方がこのサークルの幹事長だったのです、、、そのような縁でライヴをさせてもらえることになりました。

同世代の方々を中心に見てもらえるという貴重な機会でもありましたし、サークルの人々の音楽へのマニアックさに本当に敬わずにはいられませんでした。最高でした。

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まだまだライヴしてます。11月は計5本もライヴに呼んでいただきました。本当に感謝です。

19日にはHipDistrictの方で1度お世話になったTUMA君主催の「Tidal Flow」にピックアップゲストとして呼んでいただきました。まさかタイダルフローに両方で関われるなんて!とめっちゃ喜んでました。

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それから都内某所で秘密の撮影をちょこっとしました。新しいアー写も撮っていただきました。

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12月にも幾つか。11月に新作を作りまくっていたので、今月はそれらを見つめ直す月でした。

 

 

12月6日は、我々アンチトレンチにとって2度目の渋谷club asiaでした。

そして、今回は1階メインステージでの演奏。正直、燃える気持ちよりもどうなるんだろうって未知すぎて心配になっていました。

 

 

ここで事件が起きるのです。

相方・向坂くじらが扁桃腺炎を引き起こしライヴ直前まで39度の熱に倒れるという。結局リハーサルというリハーサルは出来ない状況に。

本当であれば、そういった体調のアクシデントは表に発表はすべきではありませんでしたが、声がほぼ出せず、出しているとすぐに消耗していくというギリギリな状態ででも出来るライヴをやるしかないということで、悩んだ末に出演しました。

 

たとえくじらが倒れて声がでなくなっても、自分だけは鳴らし続けて、それでもAnti-Trenchが成立してしまう、そのぐらいの気持ちで挑もうと思っていました。

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この時のライヴの様子を記事にしてくれたお客さんがいらしたので、是非読んでみてください。

 

http://yuda013.tumblr.com/post/154118480962/anti-trenchについて

 

 

 

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 最高に幸せなライヴでした。

 

 

 

 

さて、総括とかいうのは全く意味がないくらいに長くなってしまいましたが、これがAnti-Trenchが活動している世界です。

 

 

この界隈は、技術や上辺の見せ方では誤魔化しが効きません。

様々に覚悟を持たないとならないのではないかと思います。

 

それは10年以上もこのシーンを見続けてきた人々のライヴを見ていると強く感じます。というか、感じずにはいられないくらい心が揺さぶられてしまう。

朗読とは、語りであり、叫びであり、痛みであり、愛であると思います。

 

僕はこの世界を知ってから1年も経っていませんが、本当に多くのことを学ばせてもらいました。そして本当に素晴らしい先輩方にも出会え、本当に幸せな2016の活動を出来ました。

 

まだまだ在り来たりな思いでしかみれていないかもしれません。ですので、こんだけ書いておいて的が外れていたら申し訳ないです。

 

 

 

それでも伝えたい何かがあるので、Anti-Trenchは歩み続けます。もっともっとこの世界について知ってもらいたい。

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年が明けたら何か発表出来るかもしれません。

 

 

それでは。